"汗をかきやすい場所(脇、乳房の下、肘や膝の内側など)は、とくに洗い残しがないように気を留めてください。

お年寄りの方は皮膚が弱いことが多く、力を入れてこすると傷つきやすいので用心しましょう。

温度を検証しながら、わずかずつ慣れてもらいます。

手すりをつかんでもらったり、体を支えてあげたりしながら、ゆっくりと浴槽に入ってもらってください。

手すりがある場合は、手すりにつかまってもらいましょう。

この際、心臓に遠いところからお湯に浸かるように配慮をしましょう。

浴室から出る事例も、バランスを崩さないよう支えながら、ゆっくりと出ましょう。

頭皮を洗うケースには、指の腹でやさしくこすります。

しかも、排泄物で汚れやすい陰部もしっかりと洗っておきましょう。

のぼせてしまうリスキーもあるので、お湯に浸かる時間は5分程度に留めてください。

整髪時に髪のもつれが見られる方にはリンスやコンディショナーを用いましょう(ただし、浸けおき時間が短いものを使いましょう)。

シャンプーの流し残しがないように、すすぎはしっかりおこないましょう。

そして、足元から自分のペースでお湯をかけていきましょう。

お湯をかける際に必ず声をかけるようにしましょう。

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